森保一監督率いる日本代表にとって、今大会の至上命題は従来の「ベスト16の壁」を打破し、新設されたラウンド32を突破した上でベスト8以上の領域へ踏み込むことです。ここで極めて重要になるのが、グループステージの順位表における着地位置です。
1位通過を果たした場合、ラウンド32での対戦相手は別グループの3位通過チームとなる公算が高く、初戦のハードルを比較的低く抑えられます。しかし、仮に2位通過や3位通過での滑り込みとなった場合、ラウンド32から他組の首位シード国と激突する過酷な組み合わせが待ち受けています。1試合の引き分けや得失点差が、その後の勝ち上がり表における運命を大きく二分します。
過去大会でも強豪国を相手に組織的な守備速攻で金星を挙げてきた日本ですが、1発勝負が4試合から5試合へと増えたトーナメントを勝ち抜くには、交代枠の戦術的運用とPK戦を見据えたゲームマネジメントがより一層問われることになります。