奥志賀高原のアイデンティティは「喧騒のなさ」にあります。大型バスのツアー客が押し寄せる大型メガリゾートとは一線を画し、森に溶け込むような落ち着いた景観が維持されてきました。かつては国内屈指の「スキーヤー専用ゲレンデ」として名を馳せ、2015-2016シーズンにスノーボード滑走が全面解禁された際も、長年培われたマナー重視の落ち着いた空気感は一切損なわれませんでした。
奥志賀の滞在価値を決定づけているのが、日本屈指の格式を誇る2つの名門ホテルです。皇室の滞在先としても知られる「ホテルグランフェニックス奥志賀」は、上質な木材を惜しみなく使った重厚なスイスシャレー風の建築、本格イタリアンや極上の中華料理、優雅なラウンジを備え、富裕層から絶大な支持を集めています。一方、ゲレンデサイドに建つ「奥志賀高原ホテル」も、暖炉の温もりとフランス料理が愛される名宿です。ゴンドラ待ちの長蛇の列とは無縁の静かな山で、滑りとホテルライフをシームレスに楽しみたい大人にとって、奥志賀は日本で最も贅沢な選択肢のひとつと言えます。