日本代表がポット2に収まることのメリットは、2022年カタール大会の過酷な組み合わせを振り返れば一目瞭然です。当時ポット3だった日本は、ポット1のスペイン、ポット2のドイツという欧州のメガクラブ主力で固められた2大巨頭と同組になり、文字通りの「死の組」へと放り込まれました。
結果として大金星を挙げてグループ首位通過を果たしたものの、初戦から決勝トーナメント並みの極限状態での戦いを強いられ、ラウンド16でのエネルギー切れの一因となったことは否めません。もし日本がポット2に配席されていれば、ポット1の強豪1カ国と、ポット3・ポット4の格下〜中堅国というバランスの取れたグループ構成になります。
48カ国制では、各組上位2カ国に加え、3位のうち成績上位8カ国も決勝トーナメント(ラウンド32)に進出できます。ポット2を確保しておくことは、グループリーグ敗退のリスクを統計的に極めて低い水準へと抑え込む強力なセーフティネットとなります。