ビールのテレビCMは、単なる購買促進のツールにとどまりません。それは無意識のうちに優れた洋楽アーカイブと一般のリスナーを繋ぐ、きわめて上質な音楽キュレーションの場として機能してきました。
Blurのラフなガレージ感、Glenn Millerの端正なスウィング、The Doobie Brothersの心地よいグルーヴ。日常の中で何気なく耳にする数秒のフレーズが、一人のリスナーにとって生涯のフェイバリットアルバムに出会うきっかけになることも少なくありません。映像とビートが完璧に溶け合った名作CMの数々は、これからも私たちの喉の渇きを潤すと同時に、色褪せない洋楽の魅力を新しい世代へと伝え続けていきます。