新館(3号館)と旧館(1号館・2号館)の最大の違いは、水回りの構造とベッドサイドの配線設計に集約されます。旧館のバスルームは、東横INNのクラシックな卵型バスタブに2ハンドル式(赤と青の蛇口を回して温度調節するタイプ)の水栓が残る部屋が多く、シャワーの温度調整に微細なストレスが伴います。一方、3号館ではサーモスタット混合水栓が標準導入されており、設定した温度の湯が瞬時に安定供給されます。
客室設備における決定打は電源環境です。旧館はライティングデスクに電源が集中しており、ベッドサイドでスマートフォンを充電しながら就寝するには長めのケーブルや延長コードが欠かせません。対照的に、新館(3号館)はヘッドボードにACコンセントと充電用USBポートが整然と埋め込まれており、現代のデジタルガジェット事情に完全適合しています。
部屋の広さに関しては、シングルルームで約12〜14㎡、ツインルームで約15〜18㎡と数字上の劇的な差異はありません。しかし、3号館は家具の配置が見直されており、ベッド下のスーツケース収納スペースが確保されているため、床面の体感面積は新館の方が明らかに広く感じられます。