能勢町を象徴する農産物といえば、大粒で強い甘みと上品な風味を誇る「銀寄栗」です。その起源は江戸時代中期の宝暦年間(1750年代)に遡り、歌垣村(現在の能勢町倉垣)の農民が栽培した優良種が原点と伝えられています。飢饉の際にこの栗を出荷したところ、多くの銀札(当時の通貨)を得ることができたことから「銀を寄せる栗」と命名された歴史を持ちます。
昼夜の寒暖差が大きい能勢の盆地気候と水はけの良い土壌は、実が引き締まった高品質な栗を育む絶好の環境です。現在では栗のみならず、原木しいたけ、能勢特産の冬大根、寒甘露キャベツ、ブランド米「キヌヒカリ」など、多種多様な高付加価値作物が町内で生産されています。道の駅能勢(くりの郷)は、これら「能勢町 特産品」を集約し、生産者と消費者をダイレクトにつなぐ中核拠点として機能しています。