国内ビジネスホテルチェーンとして圧倒的なシェアを誇る東横インが8万室体制へ突入した背景には、徹底した標準化とDX(デジタルトランスフォーメーション)の融合がある。かつて「どの街でも同じ仕様」を売りにしていた同社は現在、「どこでも均質な安心感を提供しつつ、地域ごとの需要に即応するスマート拠点」へと舵を切った。
神奈川県厚木市は、大手自動車メーカーのテクニカルセンターや電子部品、半導体関連の研究所が集積する国内屈指の産業クラスターである。その玄関口である本厚木駅周辺において、東横INN本厚木駅南口は単なる宿泊所にとどまらない役割を担う。週単位で滞在する技術者から日帰りのサテライトワーカーまで、多様化するビジネスパーソンの受け皿として機能している。