Wordへの表の配置で最も避けるべきなのは、デフォルトの「貼り付け(Ctrl + V)」を無批判に連打することです。右クリックやリボンの「貼り付け」アイコンから展開できる「形式を選択して貼り付け」メニューを熟知することで、用途に応じた最適な状態を一発で作り出せます。
用途に応じて選ぶべき選択肢は、主に以下の5パターンに集約されます。
- 元の書式を保持(Word表として配置): 色や罫線を維持しつつWord上で文字の打ち替えを行いたい場合に最適ですが、列幅の再計算が必要になります。
- 図として貼り付け: 数値の修正が一切不要な完成書類や、複雑な結合セルを多用した集計表に有効です。高解像度の画像として配置されるため、100%レイアウトが崩れません。
- リンク貼り付け: Excel側の元データを変更した際、Word側の数値もリアルタイムに自動更新させたい月次定例レポートなどに絶大な効果を発揮します。
- オブジェクトの挿入(Microsoft Excel ワークシート オブジェクト): Word上で表をダブルクリックすると、Wordウインドウ内にExcelのリボンが展開され、関数や計算式を生かしたまま編集できる高度なOffice連携機能です。
- テキスト保持(テキストのみ保持): 装飾や罫線をすべて破棄し、タブ区切りのプレーンテキストとして流し込みたい場合に使用します。後からWord標準の「表の挿入」コマンドで再構築する際に重宝します。