不測の事故を跳ね返す起爆剤となったのが、商店街に隣接する御香宮神社の秋季大祭「御香宮神幸祭」です。古くから伏見の産土神として信仰を集めるこの祭礼は、別名「伏見祭」とも呼ばれ、各町内から担ぎ出される花傘が大手筋商店街を練り歩くクライマックスには毎年膨大な人出が押し寄せます。
商店街の各個店は、浸水による休業の遅れを取り戻すべく、神幸祭に合わせた特別応援セールや店頭ワゴンセールを企画。地元住民からは「いつも買い物をしている場所が被害に遭って心配したが、店主たちが元気そうに店頭に立っていて安心した」といった声が聞かれ、地域コミュニティが商店街の日常を取り戻す強い後押しとなっています。