相模大野駅北口のペデストリアンデッキを降りてすぐの繁華街エリアは、商業施設と個人商店がひしめく活気あふれる空間です。その中心的なエンタメスポットとして機能していたのが歌広場相模大野店でした。
同店が圧倒的な支持を集めた最大の理由は、競合チェーンを寄せ付けない明快なコストパフォーマンスです。室料に最初から含まれるドリンクバー無料のシステムと、授業終わりやサークル活動の打ち上げに重宝された学生割引・学割プランは、小遣いやバイト代の限られた若年層にとって絶対的な味方でした。
試験期間が終わる午後や週末になると、店頭には入店待ちの列ができることもしばしばありました。個室というプライベートな空間でありながら、高校生や大学生が自然と集い、流行のJ-POPやボーカロイド楽曲を歌い明かす、まさに地域のユースカルチャーの震源地として機能していたのです。