立ち上がりから主導権を握ったのはブラジルでした。ショートパスをテンポ良く繋ぎ、相手陣内深くへ侵入を試みます。しかし、アトラスのライオンが誇るプレッシング強度は極めて高く、安易な縦パスをことごとくインターセプト。奪った瞬間に展開される鋭いトランジション攻撃に、ブラジルの最終ラインは度重なる後退を余儀なくされました。
前半28分には中盤での激しいチャージから最初の警告が出されるなど、ピッチ内の空気は一気に緊迫感を増します。モロッコは中央を強固に閉鎖しつつ、ブラジルの司令塔に対して激しいプレッシャーを継続。セレソンは幾度となくペナルティエリア手前までボールを運ぶものの、枠内シュートを阻むモロッコ最終ラインの粘り強いブロックに阻まれ、両者スコアレスのまま前半45分を終えました。