Q1: 文頭で「併せて、」と接続詞として使うのはビジネスマナー上問題ありませんか?
A1: マナー上の問題はありません。ただし「併せて」は本来動詞「併せる」の連用形から派生した表現であり、文頭で単独の接続詞として多用すると文章が硬くなりすぎる傾向があります。公用文の指針に則り「あわせて、」と平仮名で表記するか、「また、」「同時に、」といった接続詞への置き換えを検討すると、より読みやすい文面になります。
Q2: 「合計で合わせて」という表現は二重表現(重複表現)になりますか?
A2: 原則として二重表現に該当します。「合計」という名詞自体に「数値を合算してひとつにまとめる」という意味が含まれているため、「合計で合わせて10名」と書くと意味が重複します。「合計で10名」または「合わせて10名」のいずれか一方に絞って記述するのが正しい用法です。
Q3: 履歴書や職務経歴書では「併せて」と「合わせて」のどちらを使うべきですか?
A3: 記述する文脈によって厳格に分ける必要があります。自己PRなどで「営業職としての実績と併せて、マネジメント経験も有しております」と書く場合は並行・追加を指すため「併せて」が適切です。「顧客のニーズに合わせて提案を行った」と書く場合は適合・調和を意味するため「合わせて」と表記します。