実際に主要大会が下した判断事例を検証すると、会場の地理的特性や順延予備日の有無によって対応がくっきりと分かれていることがわかります。都市型の大規模大会から地方自治体の名物イベントまで、直近の対応実績を比較します。
| 大会名称 | 開催日・主要動向 | 天候判断の基準と発表時刻 | 順延規定と対応方針 |
|---|---|---|---|
| 第49回隅田川花火大会 | 2026年7月25日 | 午前8時に一次判断、正午に最終決定。風速・雷レーダーを直前監視 | 荒天時は原則順延なし(翌日順延を廃止した年次あり、完全中止対応) |
| 第51回江戸川区花火大会 | 2026年8月1日 | 気象予報士の分析を交え、急な雨と酷暑を警戒。午前10時に開催決定発表 | 順延日なし。河川敷の増水や局地雷雨があれば直前でも打ち切り判断 |
| 第18回関市民花火大会 | 2026年8月13日 | 当日午後15時に長良川の推移・放流量と降雨レーダーを総合判定 | 長良川増水時は後日へ順延を設定。河川敷浸水リスクを最優先 |
| 第52回金沢まつり花火大会 | 2026年8月22日 | 沿岸部の強風・高波予報を受け、公式にて「荒天中止」を事前告知 | 予備日なしの完全中止。海の公園周辺の安全確保困難と判断 |
横浜市で開催予定だった金沢まつりの実例が示すように、海沿いや河川敷に位置する会場では、雨が降っていなくても強風や高波警報だけで中止に踏み切るケースが増えています。安全第一のガイドラインが完全に定着した結果といえます。