京本大我のヘアカラー変遷を語るうえで、ピンクヘアの時代は絶対に外せないマスターピースです。シングル『NEW ERA』から『僕が僕じゃないみたいだ』へと向かう2020年秋から2021年にかけて披露された鮮やかなチェリーピンクやスモーキーなペールピンクは、登場した瞬間にTwitter(現X)の世界トレンドを席巻しました。中性的な顔立ちと儚げな雰囲気がビビッドな色彩と奇跡的な調和を生み出し、「リアル2次元」「現代に舞い降りた妖精」と評された瞬間でした。
このピンク髪が異次元の似合い方を見せた背景には、彼自身のパーソナルカラーが深く関係しています。イメージコンサルタントや美容のプロの間で、京本大我は透明感の高い「ブルーベース夏(ブルベ夏)」またはコントラストに強い「ブルーベース冬(ブルベ冬)」の要素を併せ持つタイプとして知られています。黄みを極限まで排した青み寄りのハイトーンカラーや、淡い桜色から深みのあるベリーピンクまでを肌色をくすませることなく着こなせるのは、この生まれ持った白肌のベースがあるからに他なりません。
また、雑誌『MAQUIA』などの美容インタビューでも明かされている通り、京本大我は自身の見せ方に対する美意識が極めてストイックです。スキンケアや髪の質感維持に対する徹底した姿勢があるからこそ、ブリーチによるダメージを感じさせないシルキーな艶感が保たれ、あの幻想的なピンク髪のクオリティが完成していました。