北白川本店が休業に入っても、「ますたに」の遺伝子を受け継ぐスープを味わう手段が完全に途絶えるわけではありません。系列店舗や暖簾分け店、さらには同系統のDNAを持つ名店が営業を続けています。
代表的な選択肢が、京都駅ビル10階の「京都拉麺小路」に出店している「ますたに 京都拉麺小路店」です。新幹線の乗降前後にもアクセスしやすく、北白川本店直系の背脂鶏ガラ醤油スープを忠実に再現した一杯を提供しています。また、首都圏のファンにとっては、日本橋をはじめとする東京エリアの「ますたに」暖簾分け店も貴重な受け皿となります。東京の店舗は京都本店よりも背脂のパンチを際立たせたカスタマイズが施されているものの、三層スープの根幹はしっかりと受け継がれています。
直系以外に目を向けると、背脂チャッチャ系の系譜を汲む「珍遊(ちんゆう)一乗寺本店」や、背脂醤油に独自の進化を加えた「来来亭」「魁力屋」の原点となった京都の諸店舗も、休業期間中の有力な巡礼先となります。