Game*Sparkなどのゲームカルチャーメディアが取り上げている通り、ファンの間で急速に支持を集めているのが「インドネシア(東南アジア多島海地域)モチーフ説」だ。タイトルに含まれる「ウインド(風)」と「ウェーブ(波)」は、モンスーン気候と広大な海洋諸島を強く想起させる。
この仮説をベースに御三家の生態を再検証すると、非常に説得力のある共通項が浮かび上がる。ハブロウのモデル候補としては、インドネシアの国鳥である神話の鳥「ガルーダ」、あるいはジャワ島周辺に生息する絶滅危惧種の猛禽類「ジャワクマタカ」が挙げられる。雛鳥から巨大な翼を持つ霊鳥へと変貌を遂げるならば、「草・飛行」または「草・エスパー」への昇格が自然なシナリオだ。
ポムケンの場合、バリ島の伝統舞踊に登場する聖獣「バロン」や、活火山地帯の溶岩洞穴に巣食う野犬の伝承が重なる。単なる愛玩犬にとどまらず、首周りの体毛が溶岩のように硬化し、四足歩行の重厚なビーストへと変貌する「炎・岩」あるいは「炎・地面」へのシフトが考えられる。
ミオリーは、東南アジアの河川やマングローブ林に広く生息する「コツメカワウソ」や、海を泳ぐジュゴン、さらには海洋伝承の人魚(ドゥゴン)がモチーフの基盤にあるとみられる。流線型の優雅なフォルムを極め、海流を自在に操る「水・フェアリー」または「水・ドラゴン」への進化は、これまでの御三家ラインナップと比較しても高い整合性を持つ。