プレスンシールを手にして誰もが最初に迷うのが「どちらが食材に触れる面なのか」という点です。指先で触れた際、明確にざらつきを感じる面が内側(食材に当てる面)であり、ツルツルとした滑らかな面が外側です。
このざらつきの正体は、GLAD社が特許を取得している「Griptex(グリップテックス)」と呼ばれる微細な凹凸構造です。シート表面に無数の小さなドット状の突起が配置されており、指で上から圧力をかけると突起同士が噛み合い、同時に突起間に配置された安全な粘着成分が表面に押し出されます。置くだけでは強い粘着力を発揮せず、指先で撫でて圧力をかけることで初めて密着する仕組みです。
接着剤のようなにおいやベタつきに不安を覚える声もありますが、粘着成分はチューインガムなどにも用いられる食用グレードのポリエチレン系樹脂です。有害物質は一切含まれておらず、食材へ直接触れても健康被害の心配はありません。また、木製ボードや陶器、紙コップなど、一般的なラップが付着しにくい素材に対しても強力な密着力を発揮します。