景観の良さだけに目を奪われがちですが、本施設の真の土台は湯そのもののポテンシャルにあります。敷地内の地下から汲み上げられる源泉は、加水を一切行わない「自家源泉100%」を誇ります。泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物温泉(高張性・弱アルカリ性)に分類され、海水に近い塩分濃度を含有しているのが特徴です。
この泉質の強みは、入浴後の抜群の保温・保湿力にあります。塩分が肌表面の毛穴を覆うことで皮脂膜のような役割を果たし、入浴後の湯冷めを防ぎます。地元では古くから「温まりの湯」「美肌の湯」として親しまれ、湯上がり後の肌がしっとりと滑らかになると評判です。高張性の温泉は浸透圧が高く、長湯をすると湯あたりしやすいため、10分前後の入浴と水分補給を細かく挟む入り方が推奨されています。