『Lullaby』の登場を契機に、リスナーの間では「既存のJ-POPバラードを睡眠導入用として再発見する」動きも活発化しています。入眠時に適した楽曲を選ぶ基準は明快です。急激なドラムのフィルインが存在しないこと、ストリングスが過剰に主張しないこと、そして歌い手の声が聴き手の耳元で語りかけるような距離感にあることです。
宇多田ヒカルの静謐なアコースティックナンバーや、藤井風の繊細なピアノ弾き語り曲、さらには手嶌葵が歌う透明感あふれる楽曲群は、古今東西の子守唄が持っていた「包摂性」を現代のポップス言語で見事に再現しています。ojo closeの楽曲群を核に据えつつ、これらの名曲をBPM順に並べたプレイリストを作成することで、就寝前の30分間に理想的な入眠ルーティンを構築することが可能です。