中学理科のテスト対策および高校物理の電磁気学で失点を防ぐためには、両者の対応関係を構造化して頭に入れておく必要があります。以下の比較表で、入力されるエネルギーと出力される現象の対比を整理します。
| 項目 | フレミングの右手の法則 | フレミングの左手の法則 |
|---|---|---|
| 対象現象 | 電磁誘導(起電力の発生) | 電磁力(磁界中の電流が受ける力) |
| 因果関係の起点 | 運動(運動エネルギー)を投入 | 電流(電気エネルギー)を投入 |
| 発生する結果 | 誘導電流(電気エネルギーの発生) | ローレンツ力・運動(力学的仕事) |
| 代表的な応用機器 | 発電機、自転車ダイナモ、回生ブレーキ | 電気モーター、スピーカー、リニアモーター |
| 親指の物理量 | 外力で動かす方向(導体の運動) | 導体が受けて動く方向(電磁力) |
| 中指の物理量 | 新しく生まれる電流(誘導電流) | 外部から流し込む電流 |
表を見れば明らかなように、両者はコインの表裏です。「右で作った電気を左で運動に変える」というサイクルを意識すると、両者の境界線は極めて明瞭になります。