自衛隊員による走行検証および動作解析において観察された変化を整理すると、単なるタイムの短縮だけでなく、歩幅(ストライド)と足の回転速度(ピッチ)の双球に変化が生じていることが分かります。
| 測定項目 | 通常走行時(未装着) | 輪ゴム装着走行時 | 走行への影響 |
|---|---|---|---|
| 足首の角度 | 底屈(つま先が下がりがち) | 背屈(つま先が引き上がる) | 接地時のブレーキを大幅低減 |
| 接地時間(秒) | 0.16, 0.20秒(長め) | 0.12, 0.15秒(短縮) | 地面反発を効率よく推進力へ変換 |
| 足の引き上げ速度 | 後方に流れやすい | 前方へ素早くリカバリー | ピッチ(歩数/秒)の向上 |
| 短距離走タイム | 基準タイム | 0.1, 0.3秒前後の短縮 | 運動会のかけっこで数メートルの差に相当 |
短距離走における0.2秒の差は、ゴールライン際で約1メートル以上のリードに匹敵します。小学生の徒競走において、この差は順位を1〜2位押し上げる決定打となり得ます。