ストレートで4年制大学を卒業した1997年生まれには、歴史的な共通体験があります。それは2020年(令和2年)3月の卒業式中止と、同年4月の完全リモート入社です。
入社式の中止、配属直後からの在宅勤務、対面研修の喪失。この過酷なスタートを経験した世代は、従来の日本的雇用慣行であった「背中を見て学ぶ」育成を受けられませんでした。その反面、業務のデジタル化、非同期コミュニケーション、自律的なタスク管理能力を最も早いスピードで身につけた世代でもあります。
入社から満6年が経過した2026年現在、彼らは現場の主力プレイヤーからチームリーダー、プロジェクトマネージャーへと昇格しています。新卒時の逆境を柔軟性に転換した人材が、各業界で急成長を遂げている点は注目に値します。