低層階でのインバウンド分離に続き、国内客の引き戻しを決定づけたのが2026年3月5日に行われた「ビックカメラアウトレット×ソフマップなんば店」のリニューアルオープンです。流通業界紙や公式発表が報じた通り、売場面積を従来の3倍、取り扱い品揃えを4倍へと一気にスケールアップさせました。
物価高やデジタル機器の定価上昇が続く中、国内消費者の間で中古スマートフォン、リファービッシュPC、型落ち・展示処分のアウトレット家電に対する需要は過去最高水準に達しています。ソフマップなんば店はこのニーズを的確に捉え、ゲーミングデバイス、Apple製品の中古端末、さらには保証付きのメーカー再生家電をワンフロアに大量集結させました。
中古・アウトレットの購入には細かな製品コンディションの確認や保証内容のすり合わせが欠かせず、短時間の滞在で免税品を買い回る外国人観光客の消費行動とは根本的に異なります。この領域を圧倒的なスケールで強化したことは、同店が「実利を重んじる国内ユーザー」を明確な最重要顧客として位置付け直した確固たる証拠といえます。