この楽曲を語る上で欠かせないのが、一見ユーモラスな振り付けの背後に隠された高度な身体能力です。軽妙なステップやコミカルなポージングが多用されていますが、その動きを分解すると、極めてタイトなリズムキープとブレのない重心移動が要求されます。
特にリーダー・大野智のパフォーマンスは圧巻の一言です。上半身を自在にしならせながらも足元のステップは寸分の狂いもなく、最小限の力みで音の隙間を的確に捉えるダンスは、まさに職人技と呼ぶにふさわしい精度を誇ります。コミカルな振付であればあるほど、基礎技術の高さが浮き彫りになるという逆説的な面白さがここにあります。
櫻井翔の的確なリズムリード、相葉雅紀のダイナミックな跳躍、二宮和也の洒脱なニュアンス付け、そして松本潤の魅せるステージング。これらが大野の確固たる技術的支柱と合流することで、嵐にしか生み出せない極上のポップグルーヴが完成するのです。