トラブルの震源地となったのは、名古屋市港区竜宮町に位置する竜宮高架橋です。ここは名古屋港臨海部の工業地帯と名古屋市街、さらには三重県桑名・四日市方面を連絡する要衝であり、名四バイパスのなかでも特に大型車混入率が高い区間として知られています。
当初は1車線の通行を制限する車線規制で対応が試みられました。しかし、詳細な非破壊検査を進める過程で、当初把握されていた箇所だけでなく、隣接する部材からも「新たに複数の亀裂」が相次いで検出されました。鋼材の疲労強度が限界に達している兆候であり、従来の暫定規制では通過車両の重量衝撃に耐えられないと判断された結果、上下線約1kmにわたる全面通行止めへと規制強度が引き上げられたのです。