日本のインターネット論壇を四半世紀にわたって支配してきた5ちゃんねるは今、歴史的な分岐点に立たされています。運営会社のガバナンス問題、荒らし対策を理由とした大規模な書き込み規制、さらには海外サーバーの接続トラブルなどにより、かつてのような「誰もが気軽に書き込めるアゴラ」としての機能は著しく低下しました。
ABEMA等の報道でもクローズアップされたように、固定回線や主要キャリアからのアクセスが広範に規制された結果、一般ユーザーの書き込みハードルは極めて高くなっています。皮肉にも、規制を回避して書き込みを続ける層は、VPNを駆使するヘビーユーザーや特定の執着を持った荒らし、まとめアフィリエイトサイトの自作自演に偏りつつあります。現在の掲示板に投下される「強豪校の噂」は、一般的なファンの集合知というよりも、歪んだ動機を持つごく一部の人間によって意図的に作られたノイズである危険性が過去最高に高まっています。