「kakushi x tanjiro that is no sword」という奇妙な検索フレーズの急浮上は、世界規模でコンテンツが消費される現代特有のネット現象を鮮やかに浮き彫りにしました。
日本発の作品が海を渡り、英語圏のユーモア感覚やネットスラングと融合する。それがショート動画のアルゴリズムに乗って再編集され、再び日本を含むグローバルな検索ネットワークへ逆流してくる。このサイクルの中では、二次創作のごく些細なジョークすらも一夜にして世界的なトレンドへと変貌を遂げます。
一過性のバイラル現象ではありますが、原作の細やかなキャラクター造形(隠という脇役の魅力)が、言語の壁を越えて豊かな創作のインスピレーション源であり続けている証左とも言えるでしょう。