ストラップを伸ばして斜め掛けポジションを低く設定すると、バッグの重心が身体の中心軸から離れるため、歩行時の振り子運動が大きくなります。この慣性力はすべて肩の僧帽筋にかかるため、「紐を長くしたら肩こりが悪化した」という事態に陥りがちです。
この力学的負荷を緩和する手段として有効なのが、後付けのショルダーパッドの導入です。パッド内部に低反発ウレタンやEVAフォーム、エアセルクッションが封入されたアイテムを追加することで、接地面積が分散され、肩にかかる体感圧力を大幅に低減できます。
特にアウトドア用のナイロンストラップや細身のレザーストラップを延長した際は、滑り止めグリップ付きのショルダーパッドを併用することで、歩行時にバッグが前後に暴れる現象を抑制し、安定したフィット感を保てます。