遺体の身元が正式に判明したことを受け、新潟県警は発見現場の鑑識作業とともに、司法解剖による死因の特定を急いでいます。現時点で警察当局は、事件に巻き込まれた可能性と、不慮の事故や自殺を含む自損事故の可能性の双方を排除せず、慎重に裏付け作業を進めています。
法医学的な検証における最大の焦点は、遺体の外傷の有無と入水時の状況です。長距離を流送された遺体には、岩や流木、護岸構造物と接触したことによる死後損傷が生じることが少なくありません。これらと生前に受けた損傷を精密に区別することが、事件性の有無を判断する極めて重要な鍵となります。
あわせて、生徒が所持していた身の回り品の捜索や、失踪当日にどのようにして水辺へ至ったのかという移動経路の再検証が進められています。スマートフォン等の通信端末の位置情報履歴や、当日の通信記録の解析が、空白の3か月を埋める手がかりとなります。