リニューアル以降、アグリパークゆめすぎとで最も熾烈な動向を見せているのが、本館内に構える焼きたてベーカリー工房です。週末の開場前、午前8時前にもかかわらず、芳ばしい小麦の香りに誘われて数十人の列が形成されます。購入者の多くが狙っているのは、杉戸町産の米粉をブレンドした特製ブレッドや、季節の果実を贅沢に巻き込んだ数量限定デニッシュです。
生地の熟成温度と水分保有量をミリ単位で管理する専用オーブンが導入されたことで、外皮の香ばしさと内側の吸い付くようなしっとり感の両立に成功しました。一度に焼き上げられる本数はわずか30〜40斤程度。午前9時のオープン直後に完売することも珍しくありません。客足の絶えない午前中は焼き上がり時間ごとに案内板が掲示されますが、確実に手に入れるためには焼き上がり予定時刻の15〜20分前から待機列に並ぶことが鉄則となっています。