「祥福」の退去は、立地先である堺浜シーサイドステージ全体の商業動態にも計り知れない影響を与えます。広大な敷地に映画館やゲームセンター、飲食店が連なる複合エリアにおいて、温浴施設は滞在時間を劇的に延ばす強力なアンカーテナントの役割を果たしてきました。
温浴施設が抜けた広大な跡地について、そのまま後継の温浴オペレーターが居抜きで再開業するハードルは決して低くありません。前述の通り、設備更新に多額の原資が必要となるためです。昨今の大阪ベイエリアでは、臨海部の物流倉庫化や先進的なデータセンターへの用地転用が活発化しており、跡地がどのような都市機能へと再編されるのか、堺市堺区の土地利用計画を含めた今後の動向が注視されます。