本作を語る上で欠かせないのが、共演者ビリー・ゼインとの実生活における劇的な関係だ。『タイタニック』の冷徹な婚約者キャル役で世界的な知名度を誇っていたゼインとブルックは、この過酷な島での撮影を通じて急速に接近した。
当時、映画俳優ジェイソン・ステイサムと約7年間に及ぶ交際関係にあったブルックだが、本作のロケ地であるバハマでの撮影期間中にステイサムと破局。その後、ゼインとの婚約を発表したことは世界中のタブロイドメディアを席巻した。映画の中での嫉妬に狂う夫と妻という緊張感ある演技が、現実の恋愛関係と地続きであったという事実は、作品のパブリックイメージをさらにスキャンダラスなものへと仕立て上げた。